電解水素水について
「水素水はからだにいい」
とよく聞きますが、水素水とは何か美容や健康にどう影響するのかをご紹介します。
水素水は生成器で作る水で、水素を注入する「水素水」と、水を電気分解する際に発生した水素をたくさん含ませた「電解水素水」があります。
当サロンでは、お客様にご提供する全てのサービスに電解水素水を使っています。飲み水には急に高濃度を飲用すると胃と腸がびっくりしてしまうため、まずは優しい濃度の水素水、蒸す際の水には高濃度の水素水を使い分けています。
なぜ、水素水がいいのか?
私たちの体には、たくさんの水分が含まれていて、成人女性で体重の55%が「体液」とよばれる水分でできています。体重50kgの成人女性では、約28リットルもの水分を体内に蓄えていることになります。まさに人間は水でできているのです。
体内を巡る水を良くすることは、直接体の健康や美容の変化につながるため水素水が良いと言われています。

浄水やミネラルウォーターと水素水の作られ方
飲み水というと「浄水」や「ミネラルウォーター」、「水素水」が思い浮かびます。
浄水は、浄水器で水道水を適切に処理し、飲用に適した状態にするものです。浄水器を使って水道水に含まれる残留塩素や不純物を除去した水です。
ミネラルウォーターは、天然の水源から採った水を殺菌して作られたり、そこにミネラル成分を入れたり、人工的に作るミネラルウォーターもあれば、天然水と呼ばれる人工的ではないものも販売されています。
水素水は、電気分解で水から水素を取り出し、ナノレベルで水に溶け込ませるという方法で、水素を含ませて作られます。 水素水は人工的ですが、高濃度の水素を含んだ水として体に良いことが証明されています。
人にとって水の大切な役割について
ここまで「水」について説明してきましたが、では「水」は体にどう影響するのでしょうか?
水には、口から飲む飲料水、食べ物の中に含まれる水の「摂取される水」と、体内で栄養素がエネルギーになるときに生成される「代謝水」があります。それらの「摂取される水」と「代謝水」の総量は1日約2.5ℓです。そのうち飲料水から約1.2〜1.5ℓ、食事から摂取する水は約1ℓ、代謝水は約300㎖となります。
また、摂取した水分は尿や便はもちろん、汗や呼吸などから自然に蒸発しています。その量、1日約2.5ℓ排泄されています。つまり摂取した分と同量程の水分を排泄していることになります。実は、吐きだす息で約300㎖、汗で約600㎖も排泄されると言われています。
このように「水」が体内に入り、出ていくという働きにより、体内では血液として酸素、栄養素を細胞に送り届け、老廃物も集めていきます。また、集めた老廃物を尿として体外に排泄するという重要な役割があるのです。
こうした水の循環が体の健康を保ち、摂取される水をいい水にすることで私たちの健康や美容にも良い効果をもたらしてくれます。
電解水素水は胃腸の働きを助け、お通じを良くすることにより様々な予防医療にも効果を発揮します。大腸内に生息する腸内微生物は水素環境で生きているため、その働きを助けます。電解水素水500㎖を飲むことで善玉菌のビフィズス菌が2週間で2倍に増えていたことが確認されています。血液透析水にも電解水素水が使用されているなど医学的、化学的にも体に良いと立証されています。
水素水の効果・効能
ここまで電解水素水に含まれる高濃度の水素が良いということを説明させていただいてきましたが、実際にはどのように良いのかをわかりやすく説明していきたいと思います。
電解水素水には、悪玉活性酸素を還元し消去する働きが期待されています。悪玉活性酸素は細胞を酸化させ、動脈効果や糖尿病、高血圧、肥満、さらにはガンなどの病気の原因になると言われています。電解水素水はこの悪玉活性酸素による体の酸化を防ぎ、アレルギーや疲労の改善にも効果があるのです。(抗酸化、抗炎症、抗疲労)
その他にも、腸内環境を良くして肌荒れや便秘・下痢の解消、デトックスなど効果的に腸活を補助します。また、あらゆる免疫力を向上することができ電解水素水による病気の治癒、健康効果が医学的・科学的に飛ぶ鳥を落とす勢いで解明が進んでいます。
細胞の健康は、生活習慣病の予防にもつながります。血行を良くし肩こりや冷え性の改善、さらには動脈硬化にも効果的と言われています。このことは心筋梗塞などの心疾患の予防にも期待が高まっています。
水を変えることは、生活を変え、人生を変えることと言っても過言ではありません。心身ストレ スや運動不足、睡眠不足、過度な飲酒・喫煙、食べ過ぎ・偏った食生活、不規則な生活に潤いと健康を与えてくれるのです。
一方で、ミネラルウォーターと水素水にはメリット・デメリットがあるのも事実です。
水素水とミネラルウォーターのメリット・デメリット
ミネラルウォーターのメリットは何といってもその入手の手軽さと安さにあります。自動販売機やコンビニでは、外出先でペットボトルでいつでもどこでも入手できることやウォーターサーバーを設置することで自宅でも大量のミネラルウォーターを安く飲用することが可能です。
では、電解水素水はというと、まだまだ一般化されていないこともあり自販機やコンビニで手軽に水素水を入手することは今はまだやや難しい印象があります。
一方で、ミネラルウォーターは体に良いイメージが強くありますが、実際には注意が必要です。乳幼児やミネラルウォーターが体質的に合わない人が飲用することです。特に赤ちゃんはまだ体が未熟なため、腎臓の機能がまだ十分に働かず、また、体質が合わない人もミネラルウォーターのミネラルで下痢や便秘になってしまうと言われているからです。
電解水素水の水素はそのような心配がありませんので、電解水素水の大きなメリットと言えます。
しかしながらそれだけの効果に期待が持たれているものにも良い面だけとは言い切れない側面があります。電解水素水は浄水器やウォーターサーバー等に比べて導入コストが高く5万〜25万くらいの範囲です。健康はお金で買えないとは言いますが、それでもそこそこするものなのでよくご検討いただくことが求められます。導入する場合はずっと使い続けていく覚悟が必要ですね。
また、マシンの設置場所の確保や工事が必要になる場合があります。そのため賃貸に住まわれる方にはポータブルのものを検討する必要があり、やや高くついてしまうことはデメリットと言えるかも知れません。それに伴い持ち歩くためには、水筒やペットボトルが必要があり、やや手間がかかる印象です。
また、短期的に見るといきなり高濃度の水素水を摂取すると腸がびっくりしてしまうため、便通が悪くなる人も少なくありません。
しかしながら、ペットボトルだけならすぐに手に入りますし、普段から水筒やペットボトルを持ち歩いている方なら、中身を入れ替えるだけで良く上述した通り長期的な視点で見たらそれらデメリットを補う以上の効果・効能が期待されているのが電解水素水なのです。
医学分野や農業分野、畜産分野などに広がり続ける電解水素水
近年、電解水素水が急速に注目を集めています。電解水素水に含まれる「水素」の抗酸化性の研究は30年以上前から企業と民間との間(産学連携)で続けられています。平易な言葉では胃腸に良いと書いてきましたが、医学分野では、電解水素水の飲用による更なる機能解明の他、血液透析への応用、「還元野菜」の農業分野、馬など家畜への飲用の畜産分野、さらに工業分野では半導体等を洗浄することにも使われているのです。整水器の中には、管理医療機器に認められているものも販売されていて、医薬品医療機器等法において胃腸症状改善に効果が認められているものもあります。
動画ギャラリー
以下の1番目から3番目までの動画は出典:(株)日本トリム様の電解水素水を使った実験動画です。4番目の動画は、水素による抗酸化効果の実験動画になります。
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