【モリンガQ&A】初めてでも安心!モリンガに関する10の質問と答え

「奇跡の木」と呼ばれるモリンガ。スーパーフードとしても注目されています。
豊富な栄養素を持つモリンガは、サプリやお茶としてももちろん、自宅サロンなどでモリンガ蒸しとして体験される方も増えています。
でも実際には、まだまだモリンガを知らない人も多く、よくわからないといった声も少なくありません。
この記事では、モリンガに関する代表的な質問をQ&A形式でわかりやすく解説します。基礎知識から実際の使い方、よもぎ蒸しとの違い、注意点までをまとめました。はじめての方でも安心して理解できるよう、科学的な知見と実生活での工夫を交えて紹介します。
目次
モリンガQ&A よくある質問集
Q1. モリンガとは何ですか?
A.モリンガはインド原産の植物で、熱帯・亜熱帯を中心に育つ生命力の強い樹木です。(※写真参考)古代インドの伝統医療アーユルヴェーダにも登場し、「奇跡の木」と呼ばれてきました。
葉にはビタミン・ミネラル・アミノ酸など90種類以上の栄養素が含まれ、栄養バランスの高さからスーパーフードとして世界中で注目されています。WHO(世界保健機関)も、栄養改善に役立つ植物として推奨したことがあるほどです。
成長が早く、条件が良ければ1年で数メートルに伸び、成木になると10メートル以上にもなります。乾燥地帯でも根をしっかり張って育ち、葉・種・花・根・幹まで余すことなく利用できるのが特徴です。

Q2. モリンガはどんなふうに使われてきたの?
A. モリンガは、古代から現在まで、生活のあらゆる場面で利用されてきました。
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食用
葉はスープやカレーに入れたり、乾燥させて粉末にして栄養補助に利用したりします。また、種子はオイルを搾って食用油として使われています。日本や欧米でもモリンガパウダーやモリンガティー、サプリメントとして流通しています。
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薬用
インドのアーユルヴェーダでは、モリンガは300以上の症状に使われると記録され、解熱や消化促進、免疫サポートなどに用いられてきました。古代からの利用法ですが、現代でも民間療法や健康補助食品として使われています。ただし医学的な治療薬というより、サプリや自然療法の位置づけになります。
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水の浄化
種子を粉にして水に混ぜると、不純物が凝集して沈殿し、上澄みの水がきれいになります。特にアフリカの農村部や東南アジアの一部地域では、今でも飲み水をきれいにする方法として活用されています。国際NGOや研究機関が技術普及に取り組んでいる分野です。
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燃料
幹や枝は薪として使え、乾燥地帯でのエネルギー源として重宝されてきました。発展途上地域では、現在も活用されています。
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建材
幹はやや柔らかいため、限定的ですが、小屋や柵の材料に使われることもあります。
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生活用品
モリンガオイルは、今でも石けんやヘアケア、スキンケア化粧品などの原料として世界的に流通しています。古代エジプトの時代から、モリンガオイルが肌や髪のケアに使われていた記録も残っています。

Q3. モリンガ蒸しとは?いつ、どこで始まったの?
モリンガ蒸しは、乾燥させたモリンガの葉を煎じて、その蒸気を下半身から浴びる温浴法です。もともと韓国で広まった「よもぎ蒸し」というハーブ蒸し文化がベースになっています。2000年代以降、日本で自宅サロンや温活ブームが広がる中で「モリンガを使った蒸し方」が登場し、少しずつ広まりました。モリンガの持つ豊富な栄養価とやさしい香りが、現代の健康志向・美容志向にマッチしていることが人気の理由です。
また、モリンガの葉を砕いて煎じるようになった理由は、主に以下の流れが考えられるとされています。
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消化吸収を助けるため
モリンガの葉は繊維が多く、そのまま食べると固くて消化に時間がかかります。乾燥させて細かく砕いたり、煎じてお茶にすることで、成分が体に取り入れやすくなるためと言われています。
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薬草文化の影響
インドのアーユルヴェーダや中国・東南アジアの薬草療法では、「煎じて飲む」スタイルが古くから一般的でした。水に溶け出した成分を効率よく摂れるため、モリンガも自然と同じ方法がとられるようになったと考えられています。
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保存性と風味の向上
茶葉と同じように、葉を乾燥させて粉末にして煎じたりすることで、長期保存が可能になり、日常的に利用しやすくなったためと考えられています。また、モリンガに限らず茶葉や香草の類は、生で食べることに向いていませんが、煎じると香ばしさが増して飲みやすくなります。これは「よもぎ」など他の薬草とも共通した理由です。

Q4. よもぎ蒸しとの違いは?
スタイルは同じ「椅子に座って下半身を蒸す温浴法」ですが、使うハーブが異なります。
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よもぎ蒸し
韓国で古くから民間療法として親しまれてきた伝統的な温浴法です。よもぎにはクロロフィル・タンニン・シネオールなどの成分が含まれ、血行促進やデトックス、婦人科系の不調(冷え・生理痛・更年期症状)を和らげる目的で使われてきました。薬草らしい強い香りで根強い人気があります。
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モリンガ蒸し
モリンガは非常に栄養豊富で、ビタミン・ミネラル・アミノ酸など90種類以上を含みます。モリンガ蒸しは、よもぎ蒸しの効用と等しく、血流促進や冷え・婦人科系のサポート効果を得られます。ただしモリンガには、特有の抗酸化成分やデトックス作用があるため、美容やエイジングケアまで広くサポートしてくれるのが魅力です。
モリンガ蒸しは、香りがやさしくクセが少ないため、強い香りが苦手な方にも続けやすく、心身ともにリラックスしながら取り入れられるのも大きな違いです。よもぎ蒸しと同じ効果を得つつ、モリンガ蒸しは美容・健康面までカバーできるため、最近はよもぎ蒸しからモリンガ蒸しに切り替える方も増えています。

Q5. モリンガの健康・美容効果は?
モリンガの葉には、抗酸化作用を持つポリフェノールやビタミンC・Eが豊富で、エイジングケアや肌の調子を整えるサポートになります。鉄分・カルシウム・亜鉛などのミネラルは栄養補給に役立ち、食物繊維は腸内環境の改善にも効果があります。実際に、疲れにくくなって肌のトーンも明るくなった、という声もあります。
古代エジプト女王のクレオパトラ(紀元前69~30年)も、美容に用いたと伝えられています。

Q6. モリンガ蒸しはどんな人におすすめ?
- 冷えやすい方、むくみが気になる方
- 生理痛や生理不順など、女性特有の不調をやわらげたい方
- ストレスが多く、リラックスする時間が欲しい方
- 美容と健康を一度にケアしたい方
特に自宅サロンのモリンガ蒸しは、大きなサロンにはないプライベート感が魅力です。順番待ちをしたり、人目を気にすることもないため、リラックスできと幅広い層に人気があります。

Q7. モリンガの摂取方法は?
最も手軽なのはモリンガ茶やサプリ・粉末パウダーです。モリンガ茶は、香ばしい風味で、食事と一緒に飲んだりリラックスしたい時にぴったりです。ただし日本茶や紅茶、ジャスミン茶、烏龍茶などとも異なるため、プーアール茶やどくだみ茶、ルイボスティーのように、ハーブティーの中でもやさしくクセの少ない味わいで、健康茶として毎日続けやすいお茶です。
また、粉末パウダーならスムージーやヨーグルトに混ぜても味はあまり変わらず、料理にも使いやすいのがメリットです。カプセル状のサプリや粉末パウダーを固めた小粒のタブレットもあり、外出が多い人や手軽に栄養を補いたい人に選ばれています。モリンガ蒸しとあわせて活用することで、内から外からのケアが可能になります。

Q8. 毎日摂っても大丈夫?
はい、モリンガは世界各地で日常的に食べられている植物なので安全です。ただし栄養素をたくさん摂りたいからと、過剰に摂りすぎるとお腹がゆるくなることがあります。摂ることに問題はありませんが、モリンガに限らず、健康サプリなどもパッケージに記載されている適切な量を摂ることが、健康維持の観点からもおすすめです。
モリンガの粉末パウダーなら1日2〜3g程度と少量で済むため、コスト面においても、バランスの良い毎日の食生活の一部として取り入れやすいと言えます。

Q9. 妊娠・授乳中でも使える?
モリンガ蒸しは、体を温める目的で妊娠前に取り入れることが効果的と言われています。
妊娠中はホルモンや体調の変化が大きいため、摂取やモリンガ蒸しを控えるほうが無難です。
授乳中については、母乳サポートに役立つとする文献もありますが、必ず医師に相談してください。産後の回復期に蒸しを取り入れる方もいますが、体調や医師の指導を優先してください。

Q10. モリンガ蒸しの注意点は?
よもぎ蒸しやハーブ蒸しにも共通しますが、蒸しすぎは脱水やのぼせにつながるため、必ず水分補給をしながら、決められた時間(30〜40分程度)を目安に行ってください。高血圧や婦人科系で治療中の方は、必ず主治医に相談しましょう。
また、ダイエット効果を目的に、たくさん蒸せば痩せるというものではありません。大切なのは、冷えをやわらげ、リラックスする時間を継続することで、自然と体の巡りが整い、美容や健康に良い影響が現れることです。その結果、血流の改善や代謝のサポートにつながり、さらに食事・睡眠などの生活習慣や、美容・健康への意識の変化とあわせて取り入れることで、無理のない痩身効果へとつながっていきます。

まとめ
いかがでしたでしょうか?
モリンガ蒸しを体験してみたい方、モリンガに少しでも興味を持たれた方は、ぜひお気軽にご相談ください。
当サロンでは、黄土モリンガ蒸しの体験だけでなく、モリンガサプリや健康・美容に関するご相談も承っています。
ちょっとした疑問や「私にも合うかな?」といったご相談でも大歓迎です。どうぞ気軽にお問い合わせください。




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